この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第7章 最終決戦! 土方歳三!!
沖田総司の言葉が本当なら、俺達の戦いはあと一回で終わる。冬休みに入ってからはじまったこの戦いは、元日を挟んで冬休みの終わる前に最後の戦いを迎えることになりそうだ。
短くも濃厚な時間。それも、もう終わる。
出来れば、いや絶対に勝って終わりたい。
例によって道場の掃除の時間。床を拭く雑巾を絞る手が凍えそうに冷たい。
思えば最初の最初は、何か頭のおかしいやつが刀を振り回しているんじゃないかとか、そんな程度にしか思っていなかった。まさか相手が新選組の近藤勇だったとは…
はた、と俺は掃除の手を止めた。
ある疑問が頭をよぎる。
俺は立ち上がると母屋を奥へと進む。
短くも濃厚な時間。それも、もう終わる。
出来れば、いや絶対に勝って終わりたい。
例によって道場の掃除の時間。床を拭く雑巾を絞る手が凍えそうに冷たい。
思えば最初の最初は、何か頭のおかしいやつが刀を振り回しているんじゃないかとか、そんな程度にしか思っていなかった。まさか相手が新選組の近藤勇だったとは…
はた、と俺は掃除の手を止めた。
ある疑問が頭をよぎる。
俺は立ち上がると母屋を奥へと進む。