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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第7章 最終決戦! 土方歳三!!
「じーちゃん、入るよ」
母屋のいちばん奥、じーちゃんの部屋の襖の前。俺は中のじーちゃんに声をかけた。
「小次郎か」
「うん」
部屋の中から静かな声が聞こえた。
「入るよ」
襖を開けると部屋の中、座布団の上にしゃきっと背筋を伸ばして正座をしているじーちゃんがいた。いつもはもっと背中を丸めて座っている。
ぴたっと隙間なく襖を閉じる。部屋の中はストーブで暖かい。
「そろそろ来る頃じゃと思うておった」
「そう…」
じーちゃんの正面に俺は座る。
「じーちゃんさ、俺に術をかけたろ?」
じーちゃんは無言で頷いた。
母屋のいちばん奥、じーちゃんの部屋の襖の前。俺は中のじーちゃんに声をかけた。
「小次郎か」
「うん」
部屋の中から静かな声が聞こえた。
「入るよ」
襖を開けると部屋の中、座布団の上にしゃきっと背筋を伸ばして正座をしているじーちゃんがいた。いつもはもっと背中を丸めて座っている。
ぴたっと隙間なく襖を閉じる。部屋の中はストーブで暖かい。
「そろそろ来る頃じゃと思うておった」
「そう…」
じーちゃんの正面に俺は座る。
「じーちゃんさ、俺に術をかけたろ?」
じーちゃんは無言で頷いた。