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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第7章 最終決戦! 土方歳三!!
それはどこかの川べりだった。土手に三人の男が腰を下ろしている。
ひとりは巌のような男。一人は切れ長の瞳を持った男。いちばん年少のもうひとりは人懐こい笑顔でにこにこと笑っている。
「歳よ、俺は立派な武士になりたい」
「ああ」
「天然理心流は田舎流派とはいえ、儂ら三人で事に当たれば立派な働きが出来る。そう思わんか」
「思うさ」
「だろう」
男は満足そうに頷く。
「俺はあんたを助ける。日本一強い剣客になってやろうじゃねえか」
「しかし時代は動いている。いくら強くなろうとも個人では限界があるだろう」
「では組織を作ろう。あんたが頭で俺がその補佐だ。そいつを日本一強い組織にしようじゃねえか」
「ほう」
「何があっても負けねえ折れねえ、そんな組織を作る。総司、お前も来るか」
呼びかけられて男は柔和な笑顔で応じる。
「二人が行くところ、どこまでもお供しますよ」
「ふむ」
巌のような男がもう一度、今度はさらに強く頷いた。切れ長の瞳の男が二人に告げる。
「約束だ。ここに誓おう」
ひとりは巌のような男。一人は切れ長の瞳を持った男。いちばん年少のもうひとりは人懐こい笑顔でにこにこと笑っている。
「歳よ、俺は立派な武士になりたい」
「ああ」
「天然理心流は田舎流派とはいえ、儂ら三人で事に当たれば立派な働きが出来る。そう思わんか」
「思うさ」
「だろう」
男は満足そうに頷く。
「俺はあんたを助ける。日本一強い剣客になってやろうじゃねえか」
「しかし時代は動いている。いくら強くなろうとも個人では限界があるだろう」
「では組織を作ろう。あんたが頭で俺がその補佐だ。そいつを日本一強い組織にしようじゃねえか」
「ほう」
「何があっても負けねえ折れねえ、そんな組織を作る。総司、お前も来るか」
呼びかけられて男は柔和な笑顔で応じる。
「二人が行くところ、どこまでもお供しますよ」
「ふむ」
巌のような男がもう一度、今度はさらに強く頷いた。切れ長の瞳の男が二人に告げる。
「約束だ。ここに誓おう」