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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第7章 最終決戦! 土方歳三!!
その光景は夢か幻か。
いや、過去に実際にあったことだ。俺はそう確信した。狭川新左衛門が俺に過去を見せてくれたように。
では土方。お前は近藤と沖田の二人と交わした約束のために戦い続けたのか。
函館で新選組の名前を引き継ぐ隊を作ったのも、その戦いの中で死んだことも。
今日、ここで俺と戦っているのも。
全ては遠い日の約束を果たすため。
近藤も沖田ももういない。もう一度現世に三人が揃うこともなかった。それでも約束は諦めない限り終わりじゃない。
土方は、そのために戦い続けている。
横薙ぎの一閃でよじれた体を戻すように、その反動で俺は最後の一撃を土方に送る。
正真正銘、俺の最後の力を注ぎ込んだ、渾身の一撃。
それが土方に届く前に、何者かが俺達二人の間に割って入った。
いや、過去に実際にあったことだ。俺はそう確信した。狭川新左衛門が俺に過去を見せてくれたように。
では土方。お前は近藤と沖田の二人と交わした約束のために戦い続けたのか。
函館で新選組の名前を引き継ぐ隊を作ったのも、その戦いの中で死んだことも。
今日、ここで俺と戦っているのも。
全ては遠い日の約束を果たすため。
近藤も沖田ももういない。もう一度現世に三人が揃うこともなかった。それでも約束は諦めない限り終わりじゃない。
土方は、そのために戦い続けている。
横薙ぎの一閃でよじれた体を戻すように、その反動で俺は最後の一撃を土方に送る。
正真正銘、俺の最後の力を注ぎ込んだ、渾身の一撃。
それが土方に届く前に、何者かが俺達二人の間に割って入った。