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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第1章 『蘇った者』
男は腰を打ち付けつつも、今の出来事を考える。
いくら剣術で鍛えているとはいっても、丸腰でこうも容易く敵を撃退出来るとは。
そういえば敵の動きが止まって見えた。そんな経験ははじめてだった。
「はう…、そんな激しく、はっ、うう…っ!」
体の下では女が喘いでいる。
なるほど、そういうことか。いつも以上に激しく女を責めたてながら男は気付く。
こいつを守らなければ、とは思う。思うがいいところで邪魔をされて腹が立った。つまり欲というものはそれだけ強く人を突き動かすのだ。
これは剣に応用出来ないだろうか。戦いに使えないだろうか。
股間の甘い痺れと共に女を見下ろす。
そういえばこいつは逃げようともしなかった。腰が抜けてでもいたのかもしれんが、しっかりと見守っていやがった。
使える。これは使える。
「おい、このまま出すぞ。俺の子を宿せ!」
男は最後に強烈な一撃を女に食らわせた。
「はうっ…し、新左衛門様っ!」
男の名は新左衛門。俺や花楓が学ぶ沙川古流の創始者、狭川新左衛門その人だった。
いくら剣術で鍛えているとはいっても、丸腰でこうも容易く敵を撃退出来るとは。
そういえば敵の動きが止まって見えた。そんな経験ははじめてだった。
「はう…、そんな激しく、はっ、うう…っ!」
体の下では女が喘いでいる。
なるほど、そういうことか。いつも以上に激しく女を責めたてながら男は気付く。
こいつを守らなければ、とは思う。思うがいいところで邪魔をされて腹が立った。つまり欲というものはそれだけ強く人を突き動かすのだ。
これは剣に応用出来ないだろうか。戦いに使えないだろうか。
股間の甘い痺れと共に女を見下ろす。
そういえばこいつは逃げようともしなかった。腰が抜けてでもいたのかもしれんが、しっかりと見守っていやがった。
使える。これは使える。
「おい、このまま出すぞ。俺の子を宿せ!」
男は最後に強烈な一撃を女に食らわせた。
「はうっ…し、新左衛門様っ!」
男の名は新左衛門。俺や花楓が学ぶ沙川古流の創始者、狭川新左衛門その人だった。