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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第3章 卑劣! 武田観柳斎!!

「ひあぁ…あう、んっ!」
花楓の苦しそうな声を聞きながら、俺は刀を振るう。
今日の相手は今までと違った。新選組局長近藤勇、そして二番隊組長永倉新八。そういう強者との連戦の後、俺達が戦ったのは名も無き平隊士達だった。
しかもどこか正気を失っているような振る舞い。恐らくは近藤や永倉のように確固たる目的や強い精神の力がない者がこちらに彷徨い出てきてしまった、とそんなところだろうか。
それも局長である近藤がこちらに姿を現した影響なのか。そのせいでかつての隊士達まで引っ張り出されてしまったのか。
近藤の影響力というのはそれほど大きいものなのか。それほど隊士に慕われていたのか。これが『絆』というものなのか。
それでも俺は刀を振る手を止めない。
相手は名も無き隊士とはいえ、新選組とはそもそもが剣の達者の集まりだ。流派で目録や免許を得るほどの腕を持った者も多い。決して油断はできないし、こいつらを野放しには出来ない。
刀と刀が撃ち合うたび、俺の刀が相手を屠るたび、
「きゃうっ!?」
「あ、んん…あんっ!」
花楓の声が夜の河川敷に響く。
花楓の苦しそうな声を聞きながら、俺は刀を振るう。
今日の相手は今までと違った。新選組局長近藤勇、そして二番隊組長永倉新八。そういう強者との連戦の後、俺達が戦ったのは名も無き平隊士達だった。
しかもどこか正気を失っているような振る舞い。恐らくは近藤や永倉のように確固たる目的や強い精神の力がない者がこちらに彷徨い出てきてしまった、とそんなところだろうか。
それも局長である近藤がこちらに姿を現した影響なのか。そのせいでかつての隊士達まで引っ張り出されてしまったのか。
近藤の影響力というのはそれほど大きいものなのか。それほど隊士に慕われていたのか。これが『絆』というものなのか。
それでも俺は刀を振る手を止めない。
相手は名も無き隊士とはいえ、新選組とはそもそもが剣の達者の集まりだ。流派で目録や免許を得るほどの腕を持った者も多い。決して油断はできないし、こいつらを野放しには出来ない。
刀と刀が撃ち合うたび、俺の刀が相手を屠るたび、
「きゃうっ!?」
「あ、んん…あんっ!」
花楓の声が夜の河川敷に響く。

