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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第3章 卑劣! 武田観柳斎!!
 最後の一人を斬り捨てると、がっくりと花楓が膝を付いた。息が荒い。

「大丈夫か」
「ん…っ!」

 俺が肩に手を置くと、ぶるっと体を震わせた。

「ご、ごめん…大丈夫」
「そんなに辛いのか…?」
「大丈夫だってば…このことは聞くなって言ったでしょ」
「そうだけど…」

 よろり、と立ち上がった花楓は何やら太ももを居心地悪そうにもぞもぞと擦り合わせる。手が一瞬だけ股間に伸びかけて、俺がいることに気付いたようにさっと引っ込めた。

「な、何でもないわよ。ほら、終わったんならさっさと帰る」

 花楓は今日もまた、俺を置いて先に歩き出してしまった。
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