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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第4章 脱童貞! 宮本小次郎!!
 近藤に斬られた夜、俺は狭川新左衛門が花楓にそっくりな女を抱いている夢を見た。そうでなくてもお年頃、花楓を夜のおかずにすることもある。

 こともある、というかほとんど毎日のおかずが花楓だった。前にも言ったかもだけど、アダルトな動画を見ていても女優を花楓に置き換えて見てしまったりする。

 花楓がこんなことをされて、こんなふうに感じて喘いで、こんなふうに口に咥えて顔を蕩けさせて…

 そんなふうに考えながら見ている。

 一緒に住んでいれば時に目においしい思いをすることもある。いくら剣の達人でも家では気を抜いている。下着がうっかり見えてしまうこともあれば、薄着の夏は家ではノーブラだったりするので胸の谷間どころか、その先に乳首が見えてしまうこともあった。
 うっかり色っぽい声を出してしまうこともあれば、何気ない動きの中にセックスを想像してしまうようなこともある。

 そうでなくても花楓の道着姿はとても可愛いし、剣を撃ち込むたびに揺れる胸に目を奪われる。それだけで男子には十分なおかずになるというのに、それ以上のシーンを何度も目撃してしまっては「何ヘンな目で見てんのよ」とか言われて、そういうご利用をお断りされても、それは無理ってもんだ。

 俺の頭の中ではほとんど毎日花楓は俺に抱かれている。時には恥ずかしながら、時には大胆に。そして最後は喘ぎながら絶頂を迎える。

 でも、なんで俺だけ性欲が表れちゃったんだろうか? じーちゃんも花楓のお父さんも、そういう気持ちがあってもよさそうなのに。

 そうか、じーちゃんも花楓のお父さんも、提供者となる自分のパートナーとすでに賀仇の関係を持っていたんだ。だからそれがそこまで強く表れなかった。
 それに『力』をはじめて使う直前、花楓は毎晩俺の部屋に泊ってくれた。花楓そっくりな女が抱かれる夢も見た。

 …そのせいか。

 童貞って悲しいな。こういうところでも相手に迷惑をかけるなんて…

 外はすっかり暗くなった。今日は一日傷の回復に努めた。晩ご飯は俺の傷が早く治るようにとおばさんがご馳走を作ってくれた。そのおかげか、だいぶ痛みも引いたように思う。
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