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記憶の彼方に眠る恋
第2章 過去の恋、現在の憧れ

賢人のことを思い出し、懐かしく、そして切ない気持ちになった紗友莉は、二つのシュシュをそっとタンスの奥へとしまい込んだ。
そのとき、ふと「そういえば、淳次君からもリボンを貰ったことがあったっけ」と心の中で呟く紗友莉。
村口淳次(むらぐち・じゅんじ)は、紗友莉や拓麻の高校時代のクラスメイトだ。
拓麻の親友ということもあり、紗友莉ともそこそこ仲が良く、クリスマスや誕生日などにはプレゼントを贈りあったことがあった。
そんな淳次から、誕生日プレゼントとしてリボンを貰ったことがある紗友莉だが、そのリボンは今、紗友莉の手元にはない。
紗友莉は内心、「あのリボンは、実家へ置いてきちゃったかな。捨てるはずないから、きっと実家の部屋のどこかにあるはず」と呟くと、少々申し訳なさがこみ上げてくるのを感じた。
そのとき、ふと「そういえば、淳次君からもリボンを貰ったことがあったっけ」と心の中で呟く紗友莉。
村口淳次(むらぐち・じゅんじ)は、紗友莉や拓麻の高校時代のクラスメイトだ。
拓麻の親友ということもあり、紗友莉ともそこそこ仲が良く、クリスマスや誕生日などにはプレゼントを贈りあったことがあった。
そんな淳次から、誕生日プレゼントとしてリボンを貰ったことがある紗友莉だが、そのリボンは今、紗友莉の手元にはない。
紗友莉は内心、「あのリボンは、実家へ置いてきちゃったかな。捨てるはずないから、きっと実家の部屋のどこかにあるはず」と呟くと、少々申し訳なさがこみ上げてくるのを感じた。

