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記憶の彼方に眠る恋
第6章 両親の決断、紗友莉たちの苦悩

寝室のドアを開けて中に入った鳴澤は、静かに電灯の豆電球を点す。
すると、なんと、ベッドで仰向けに寝ている綾子が下着姿だということに気づいた。
ベッド脇には、綾子が脱ぎ捨てた衣服が散らかっている。
普段冷静沈着な鳴澤だったが、これには仰天し、反射的にくるりと身体を反転させ、綾子のいるベッドとは逆であるドアのほうへと身体の正面を向けた。
鳴澤の心臓は早鐘のように打っている。
かすれた声で、それでも綾子には聞こえるようにはっきりと、鳴澤が言った。
「坂井さん、風邪ひくよ」
しかし、綾子の返事はなく、代わりに「うーん」といううなり声が、鳴澤の背後から聞こえた。
やむなく、なるべく綾子のほうを見ないように気をつけながら、掛け布団を手にすると、そっと綾子の上にかぶせる鳴澤。
だが、綾子は一瞬にして、その掛け布団を押しのけてしまうと、驚く鳴澤の存在に全く気づかぬ様子で、独り言を呟いた。
「きつくて苦しいな……。これも取っちゃえ」
そう言うと綾子はブラとショーツすら脱ぎ捨ててしまった。
鳴澤は慌ててまた後ろを向いたのだが、それよりもほんの僅かながら、綾子が全裸になるほうが早かったようだ。
一瞬ではあるが、鳴沢の目に、綾子の美しい一糸まとわぬ裸身が飛び込んだのだった。
まだ鳴澤にも酒の影響が残っていたこともあり、本人の意思に反して、鳴澤のシンボルは完全に立ち上がってしまう。
鳴澤は懸命に、自らの興奮を鎮めようとするが、生理現象ゆえに、そんなにすぐ鎮まるはずもない。
すると、なんと、ベッドで仰向けに寝ている綾子が下着姿だということに気づいた。
ベッド脇には、綾子が脱ぎ捨てた衣服が散らかっている。
普段冷静沈着な鳴澤だったが、これには仰天し、反射的にくるりと身体を反転させ、綾子のいるベッドとは逆であるドアのほうへと身体の正面を向けた。
鳴澤の心臓は早鐘のように打っている。
かすれた声で、それでも綾子には聞こえるようにはっきりと、鳴澤が言った。
「坂井さん、風邪ひくよ」
しかし、綾子の返事はなく、代わりに「うーん」といううなり声が、鳴澤の背後から聞こえた。
やむなく、なるべく綾子のほうを見ないように気をつけながら、掛け布団を手にすると、そっと綾子の上にかぶせる鳴澤。
だが、綾子は一瞬にして、その掛け布団を押しのけてしまうと、驚く鳴澤の存在に全く気づかぬ様子で、独り言を呟いた。
「きつくて苦しいな……。これも取っちゃえ」
そう言うと綾子はブラとショーツすら脱ぎ捨ててしまった。
鳴澤は慌ててまた後ろを向いたのだが、それよりもほんの僅かながら、綾子が全裸になるほうが早かったようだ。
一瞬ではあるが、鳴沢の目に、綾子の美しい一糸まとわぬ裸身が飛び込んだのだった。
まだ鳴澤にも酒の影響が残っていたこともあり、本人の意思に反して、鳴澤のシンボルは完全に立ち上がってしまう。
鳴澤は懸命に、自らの興奮を鎮めようとするが、生理現象ゆえに、そんなにすぐ鎮まるはずもない。

