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記憶の彼方に眠る恋
第6章 両親の決断、紗友莉たちの苦悩

だが、トラウマとなった過去の出来事を思い出し、鳴澤は鉄の理性で耐え抜くと、再びそっと掛け布団を綾子に掛けようとした。
なるべく、綾子の身体を見ないようにしながら。
その瞬間、綾子が目を閉じたまま、うわ言のように言った。
「鳴澤部長、愛してます。抱いてください」
ビックリした鳴澤は、反射的に綾子のほうを見てしまう。
豆電球の下なので十分明るくはないため、細部こそあまり分からないものの、綾子のふくよかな乳房や、キュッとくびれたウエスト、形の良い縦長のヘソ、陰部を覆うやや濃い陰毛などを、鳴澤は見て取ってしまった。
またしても大慌てでそっぽを向くが、もはやシンボルは服の下ではちきれんばかりに膨らんでいる。
そして、綾子が発した言葉もまた、鳴澤を狼狽させていた。
心の中で「単なるうわ言だし、真に受ける必要はない。坂井さんがそういう荒唐無稽な夢を見ているのだろう」と呟き、気にしないように努める鳴澤。
ところが、静かに立ち去ろうとした鳴澤に、追い討ちを掛けるような言葉が、綾子の口から飛び出してきた。
「鳴澤部長、私のこと嫌いじゃないなら、抱いてください。今すぐ抱いてください、お願いします!」
なるべく、綾子の身体を見ないようにしながら。
その瞬間、綾子が目を閉じたまま、うわ言のように言った。
「鳴澤部長、愛してます。抱いてください」
ビックリした鳴澤は、反射的に綾子のほうを見てしまう。
豆電球の下なので十分明るくはないため、細部こそあまり分からないものの、綾子のふくよかな乳房や、キュッとくびれたウエスト、形の良い縦長のヘソ、陰部を覆うやや濃い陰毛などを、鳴澤は見て取ってしまった。
またしても大慌てでそっぽを向くが、もはやシンボルは服の下ではちきれんばかりに膨らんでいる。
そして、綾子が発した言葉もまた、鳴澤を狼狽させていた。
心の中で「単なるうわ言だし、真に受ける必要はない。坂井さんがそういう荒唐無稽な夢を見ているのだろう」と呟き、気にしないように努める鳴澤。
ところが、静かに立ち去ろうとした鳴澤に、追い討ちを掛けるような言葉が、綾子の口から飛び出してきた。
「鳴澤部長、私のこと嫌いじゃないなら、抱いてください。今すぐ抱いてください、お願いします!」

