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記憶の彼方に眠る恋
第6章 両親の決断、紗友莉たちの苦悩
「鳴澤部長……私のこと嫌いならそれでもいいですから、せめて一度だけでも抱いてください。想い出をください! ずっとずっと部長のことだけが好きだったんです!」
 元々、憎からず思っていた相手である綾子から、ここまで言われてしまっては、さしもの鳴澤も心を動かさざるを得なかった。
 それでもギリギリで踏みとどまろうとする鳴澤だったが、ふと心の中に「今ここで何もしないと、さすがにそれは逆に坂井さんを傷つけてしまうことになるのでは」という考えが生まれる。
 これも酒の影響なのかどうかは、鳴澤本人にも分からない。
 鳴澤の中で大きな意味を持っていた、「過去のトラウマ」や「上司と部下という関係」などがとうとう打ち負かされ、理性の壁はついに完全崩壊した。


 鳴澤は、さっきシャワー後に着たばかりの衣服を、素早く脱ぎ去っていく。
 そんな鳴澤の様子にも全く気づかないらしく、綾子は相変わらず、愛の言葉と性交のお願いを呟き続けていた。
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