この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大好きだから...
第9章 お前を守るよ



車に乗りこみ赤十字病院に向かっていた
その間朱里はずっと窓の外を眺めて
涙を流していた。


そりゃ受け入れられないよな。
覚悟してた死とは違う。


信号で停まった時に
朱里の頭を撫でながら
落ち着かせるために声をかけた。

「朱里。仕事はお前が落ち着くまで休め。
忌引と有給付けてしっかり休めよ。
俺も葬儀終わるまで有給で休むから」

「ちがう...」

「ん?」

「お母さんは…死んでない。」

「朱里...」

「だって…明日会う予定だったんだよ。
お父さんもお兄ちゃんも今日の夜帰ってくる
そんな日にお母さんが死んだなんて嘘だよ。」

「お母さんもお父さんもお兄さんも朱里も
楽しみにしてたもんな。
俺も楽しみにしてたよ。
とりあえず病院で話聞こうか。」



それだけ会話してあとはずっと無言だった。
そんな朱里を見ていて俺も話しかける事が
出来なくなっていた。


病院について総合受付で声をかけた。

「あの、お昼すぎに事故で運ばれた
須藤真純の家族なんですが...
どちらにいけばいいですか?」

『こちらにどうぞ。ご案内致します。』


そして俺達は地下に案内されて
部屋の前には医師と警察の数人が
待っていてくれていた。


/225ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ