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大好きだから...
第10章 復帰…でも…


どうやら父の日本帰国に併せて
お兄ちゃんもお父さんと日本勤務に変わったらしい

だから実家にお兄ちゃんと戻ってくる。
お母さんこれで少し寂しくなくなるね。


「そっか。お兄ちゃん一緒なら
お母さんと寂しくないね。」

笑って言ったはずなのに
笑えていなかったんだろう。


「朱里。頼むから食って。
ちょっとずつでいいから戻していこ。
じゃねぇとお前そのうちらぶっ倒れる。
そんな事あったらお父さんとお兄さんにも
俺が怒られるから。
それにこんな痩せてる朱里は見たくないんだよ。」


後から私の肩に顔を埋めて
切ない声で言われた。

「正人ありがとう。
私もたべなきゃって思うけど
今まだ食べられない。
吐いちゃうんだ…
吐くのしんどいから食べない方がラクなの。」

「分かる。けど痛々しいから…」

「いつも支えてくれてありがとう。
ちょっとずつ努力するから。」

「うん。そうしてくれ。
じゃないと心配でたまんねぇから。
こんな事あったけど会社で朱里と
付き合ってること宣言出来て
今よかったって思ってる。
色んなところからお前の情報入ってくんの。」


色んなところって...
課長に聞いたんじゃなかったの?


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