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大好きだから...
第11章 復活…後輩に嫉妬
寝室に入ってみるとベッドの横の
小さなライトだけ付いていた。
うたた寝か!
朱里は真っ暗じゃないと寝れない。
俺がまだベッドに入ってないから
消す事はしなかったんだろう。
ベッドのいつもの位置に丸まってる
寝てない証拠だ。
まだ拗ねてんのかよ...
これはギュッとして寝るまで
拗ねたままなんだろな。
どんな拷問だよ。我慢するこっちは
もう限界だっつーのに。
でも、朱里のためだから
俺はベッドに入り朱里に声をかける
「朱里。寝るんだろ。
俺に背を向けたままってことは
後からでいいのか?
向かいあってからの方がいいんじゃねぇの?」
「...うっ…
いいよ。別に。
嫌だったら無理にとは言わないから。」
可愛い。
しなくていいならいいけどと言ってやる。
「して。欲しい。」
クルッと向きを変えてきた朱里。
可愛すぎる。
抱き合うような形で
俺たちはいつの間にか眠っていた。