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大好きだから...
第11章 復活…後輩に嫉妬



夜中というか朝方にトイレに行きたくなって
目が覚めてしまった。
朱里を起こさないように離して
トイレに行ったあとまたベッドに戻りたかったが
朱里がぐっすり気持ちよさそうに
寝ていたから戻るのは辞めた。

外が明るくなってきた時
リビングのソファーに横になっていると
寝室から朱里が出てきたのが分かったけど
あえて寝たフリをしてみた。

するとソファーに居るのを確認した朱里が
そーっとやってきて俺の頭を撫でながら

「ごめんね。心配かけて。
気を利かてここで二度寝したのかな。
ちょっとずつでも食べて早く
体力戻すから待ってて。」


鼻声になりながら喋ってるってことは
多分今にも泣きそうな顔してんだろーな。


だから俺は朱里を抱き寄せて

「ホントに心配した。ぶっ倒れんじゃねぇかって。
起こしたくなかったからここで寝たんだよ。
ゆっくり寝れたか?」

「起きてたの?//」

「あぁ。何で今にも泣きそうな声してんの?
泣いてねぇでちょっとでもいいから
飯食って早く体力戻せよ。
じゃねぇとお前とヤレないから。」


朱里は真っ赤な顔をして
馬鹿なこと言わないで!と言いながら
洗面所へ消えていった。


「本気で言ったんだけどな...」
と小さな声で言うしかなかった。

情けねえ...



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