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大好きだから...
第11章 復活…後輩に嫉妬
「何で朱里まで正座してんだ?」
「だって正人がソファーで正座なんか
するから...何となく?」
そっか。俺がしてるからか。
そうだなと言いながら足を下ろす。
すると朱里も足を下ろして
隣に座っていた。
何かいつまで経っても朱里が
隣にいるだけでドキドキする。
柄じゃないのにこんな気持ちになる。
「あっ//朱里。
さっきは悪かったな。」
「ん?何が?」
「飯の時」
「ホントだよー。食べてる途中でお風呂とか
やめてよね。片付かないから」
「いや、そっちじゃなくて。
林の事...でイライラした」
「何で林くんの事で正人がイライラするの?」
ニコニコしながらこっちを見ている朱里。
それだよそれ。林の話になると
朱里の顔も緩みまくりだから。
それくらい気づいてくれよ。
「その顔も。」
「顔?」
「緩みっぱなしだ。」
ほんとにー?!なんて頬を挟んで
こっちを見ている。
頬を挟んでいるせいで口は鳥みたいに
なってんのにそれを分かってるようにこちらを見る
可愛すぎる。