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大好きだから...
第13章 やっと触れ合えた…

スーパーに着くと朱里は
頭の中で何を作るか考えながら
野菜、魚、お肉などいろいろ
カゴに放り込んだ。
その中にピーマン発見...
今日は朱里としたいから明日は起きれないだろうな。
その仕返しなんだろう。
結構な量のあるピーマンを戻そうと
カゴに手を伸ばすと
勝手に戻さないでと怒られた。
少しばかり手加減しなきゃな。
またピーマンばっかりの飯は
辛いだけだからな。
「そういえば来週から営業部に
中途採用で入ってくるやつがいるって?
2課にくんの?」
「え?1課でしょ?」
「マジ?どっちかは聞いてない。男?女?」
「女の人って聞いたけど?」
うわー。小池みたいなやつじゃないことを
心から祈るわ...
それから朱里が
「グラタン焼くだけなんだけど
ホントに買って帰るの?」
ちょっとだけムスッとしながら
聞いてきたので
グラタン食うよ。朝から仕込みありがとうな。と
感謝を伝えておく。
今頑張って機嫌とって
夜楽しませてもらいます。
それからいつもは週末に行く買い物を済ませ
大量の荷物を持って家に帰ってきた。
すると思いもよらない人物が
マンションのエントランスにいた。

