この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大好きだから...
第16章 同期の安藤くん

「あーはははは!!
ヤバい。腹痛い。ははは!!
助けてくれー」
もう!!そんなに笑わなくていいじゃん
そんなにおかしなこと言った?
「お前、直樹の趣味がSMだと思ったの?」
うんうん。と頷くと
「違う違う。直樹の趣味
サバイバルゲーム。
迷彩服着て武器持ってやってるやつ。」
え?サバイバルゲーム?
かぁーーーーーっと自分の顔が真っ赤になるのが
よーくわかった。
恥ずかしい...
「穴があったら入りたい…」
「掘ってやろーか?」
絶対バカにしてる。
もういいよ。
「な、朱里。
気付いてるかもしんねぇーけど
直樹もお前が好きだったんだよ。
おれと付き合ってからは
手をひいてるけど隙あれば
狙ってくるようなやつだから
ちょっとだけ気を付けて」
そうなの?初めて知ったよ。
分かったと返事だけしておいた。
それから中村さんの話をした。
あれから正人がみてないところで
ヒートアップしていること。
もう少し我慢すると伝えて
眠りについた。
でも、リビングからはまだ明るい光が
もれていたら、正人がまだ何かしてるのだろう。
でも眠いから先にねさせてもらうね。

