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大好きだから...
第17章 夢の国へ行こう




とりあえずその黄色いクマをデスクの下の方の
引き出しにしまってとりあえずLINE。


【デスクの下の方の引き出しのクマは
俺から朱里にだから確認しといて】

LINEで伝えて俺は準備をした。


「小池。俺朝イチでアポあって
今から出ねぇと間に合わないから行くから。」

前に絡んできていた小池はどこに行ったのか
不思議に思えるくらいだ。
『かしこまりました。お気をつけて』

例の彼とはうまくやってるんだろうか?
ま、それはあいつが幸せなら
どうでもいい話なんだけどな。



営業部をでて社用車に乗った時
朱里から返信がきた。

【黄色いクマ?分かった。
おうちに連れて帰りまーす✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺】



ん?何だその最後のやつ。
眉毛まであるしポンポン持ってんじゃん!!!

朱里はとりあえずこんな変なやつを
よく使うしスタンプだけで会話しようとする。

俺からしたらその時の言葉に合うスタンプを
探す方がめんどくさい。
ましてや、こんな顔文字なんか使わない

男女の差かな?


【家まで連行頼む。
今日も頑張れよ。外回り行ってくる】


そう送ってアポのある会社に向かった。
そしてその日1日会社にはおれず
終わって戻ったのは9時すぎだった。




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