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大好きだから...
第18章 誕生日…そしてプロポーズ
「はははは!
朱里声に出てるぞ(笑)」
嘘っ!!!
出てた?恥ずかしいー
「まー、もうすぐ朱里の誕生日だし
好きな物頼めばいい。
食いきれなかったら俺が食うから
好きな物頼めよ。
腹減ったんだろ?」
ほんとに私の心を読むのが上手い。
確かにパークで遊び過ぎて
お腹が空いている。
でもね、こんな高い店で
食べたいもの全部なんて
頼んでも食べきれないよ...
「食えよ。好きな物好きなだけ。
実は俺も腹減ってるからかなり食える」
「お腹空いたの?」
「当たり前だろ。
あんだけ動き回ったからな」
「いつも外回りでも動き回ってて
食べられない時だってあるのに…」
正人は一日外回りで出て
夜遅くに帰るまで食べられなかったと
帰ってくることがある。
「だからだよ。
そんな時は帰ってきたありえないくらい
夜飯食ってるだろ?」
確かにそんな時は正人は
ありえないくらいご飯食べてる。
2合くらい食べてるんじゃないかな?
「うん。食べてるね。
じゃ、遠慮なく頼む。正人も食べたいもの
頼んでシェアしようよ。
それと正人は飲むでしょ?」
私は体調を考慮して飲まない。
正人はサングリアを飲んでいた。