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大好きだから...
第4章 彼の愛情は…

そんな事で女子社員は納得するのかな?
正人が言ったって影で嫌がらせされたら
私はそのうち、キレるな...
「正人が思ってる以上に
正人を好きな人がたくさんいるの。
だからそれだともっと酷くなる。
もう耐えられなくなったら転職するから。
正人は転職出来ないからね。
私はなんとかなるでしょ。」
本当は正人と同じ会社で
仕事しながら休憩は一緒にして
通勤も一緒にしたい。
出来るものならしたいけど
そんな恐ろしいこと出来ないわよ。
「朱里が転職?する必要ねぇだろ。
何で?付き合ってるって言った途端
いじめたりするやつ会社に必要ねぇ。
会社は仕事する場所。
私情挟んでそれでなんかしてくるとか
餓鬼すぎるだろ。
そんなやつに見向きもしない。
もし、ホントにそうなったら辞めれば。
そんで俺の嫁になって
専業主婦として就職する。
いいじゃんそれで。」
サラッとプロポーズ的に言われちゃった。
正人にとったらそんなに大事なことじゃないのかな?
でも、そうやってかんがえてくれてるだけで
何だか幸せだなー
「何それ!でも、考えとく。
正人ありがとうね!」
幸せ者なのかな!
何だかそれだけで元気出た!
「正人明日お弁当だよね?
ご飯とサンドウィッチどっちがいい?」
「おっ。頼んだ!
んーどっちでもいいな。
朱里が作るの美味いから。
でも久しぶりにサンドウィッチかな」
「分かった。
今日おいしいサワークリームの作り方見たの。
明日作るね。美味しくなかったらごめんね?」
「お前が作ったもので不味いのなんてない。
しいて言えばピーマンの肉詰めくらいだな。」

