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大好きだから...
第4章 彼の愛情は…



ってか親子丼じゃなーい!って
正人に伝えたら
サーモンといくらも親子だから
一緒だ。と怒ったように言われた。


聞いてみると切る自信もなかったから
鮮魚コーナーの人に短冊切りのものを
刺身みたいに切ってもらったらしい。
そしてイクラの醤油漬けを買い
お吸い物もどうするか調べる時間ないから
インスタントのものを買ってきたらしい。


「でも、やってくれようとしてくれて
ありがとうね。その気持ちだけで充分。」

「いや、すげぇなって思うよ。
毎日俺と変わらんくらい仕事して
ご飯やら弁当もしてもらってるしな。」

「でも、正人は掃除してくれるじゃん!」


正人は休みの日に一緒に掃除してくれる。
私にあーだこーだ言われながら
嫌な顔してくるけど
文句言いながらやってくれるから助かってる。


「正人ありがとう!また作ってね」



すると正人はいきなり立ち上がって
私を立ち上がらせて抱きしめてくれた。


そして一言

「今日のお礼は体で払って」


明日休みでよかったわ...


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