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大好きだから...
第5章 小池と向き合う



「私は正人さんとなら婚約してもいいって
思えるんです。
けど金田医療の息子さんはどうも苦手で…」

「小池、社内での呼び方には気を付けろ。
仮にも俺はお前の上司だ。
社会人としての常識として
結城と呼んでくれ。
苦手な人はいるだろうな。
俺もいる。例えば小池お前だ。
俺はどっかの社長の息子でもねぇし
ただのそこらへんにいる会社員。
普通の一般人だからこれでもここまでくるのに
苦労もしてんだよ。
だから無駄なことでイライラして
ミスして失敗したくない。
社会人として常識のないやつの婚約者など
以ての外だ。」

「結城課長いいんですか?
叔父との契約に私は協力しましたよね?」

「だから何だ?
契約に来てお前がペラペラ喋ったんだろ。
俺が良い奴だとか何とか...
それを信じたのはお前の叔父である院長だ。」

「でも、それがなかったらあの契約は
取れてませんよね?」

「あぁ。そうだな。
もういいよ。あっちで取引してもらえ。
今の録音させてもらった。
契約違反した病院にはかなりの負担がかかる。
だがこれで脅そうなんて思ってないから。
俺は俺のやり方で。
それよりこれからの方が大事なんだよ。
新しい契約とらないとな。」

「正人さん。わたしと...」
「結城だと言ったよな?
もういいか。仕事終わらせないと帰れない。
今週は部下のミスが多すぎて
やる事があるんだよ。
今回のこと言いたいなら院長に言いつけな。
俺はもうどうでもいいよ。
とりあえず契約違反してたのは知ってたから
今日証拠を掴んだだけ。
後は向こうとの契約解除になるだろな。
その分の新規の契約とるのに追われる。
また神経すり減らすようになるんだ。
あまりイライラさせないでくれ。
ストレスで胃がやられて仕事できなくなる。
そうなったらお前が代わりにしてくれるか?」



めんどくさい...



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