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大好きだから...
第5章 小池と向き合う
家に帰ってきたら朱里は
飯を作ってくれている。
「正人ー。コロッケと鰆の西京焼きと
味噌汁とほうれん草のおひたしでいい?」
「お前食ったんだろ?
いいよ。お茶漬けでも食うから。」
「いいよ!
久しぶりに早く帰ってこれたんだから
作るよ?その間にお風呂済ませたら?」
朱里は俺に風呂を促して
キッチンでご飯を準備しだした。
あいつ誰と飲んでたんだろ。
同期か?それとも部署か?
誰かに触られたりしてねぇよな?
ダメだ。落ち着け俺…
酔っててあんな顔で見られたら
男はだまっていられないだろ。
嫉妬心が俺の中で抑えられなくなり
キッチンでチョロチョロ動いている朱里を
思いっきり抱きしめた。
「まっ、正人…ビックリした。
お風呂入りなよ。」
「黙れ…」
「んっ。あっ。ふッ...」
俺も息をするの忘れる程
朱里の舌を犯していた。
「正人...//」
甘ったるい朱里の声を聞くと
余計抑えられなくなり
コンロの火を切りリビングの
ソファーに朱里を押さえつけていた。
朱里はビックリしたような表情で
俺を見てきて頭にははてなマークが
散りばめられている。