この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大好きだから...
第5章 小池と向き合う
風呂から上がった俺を見て朱里は
「ゆっくり食べてて。
私は飲んだからシャワーしてくるから。
正人の好きなさつまいものお味噌汁も
作ったからちゃんと食べてね!」
すべてセットした状態で
風呂に消えていった。
ホントに俺の好きな味噌汁作ってるし。
この短時間でここまでしてくれてるんだな。
小池とのことは朱里にちゃんと
話しておこう。
最悪の場合仕事なくなるかもしれねぇし…
そんなことを考えながら食ってたら
風呂場から朱里が出てきた。
「あんまり食べてないじゃーん。
美味しくない?」
「美味いよ。ありがとう。
ちょっと考え事してただけ。」
「疲れてるんだよ。無理しないでネ。」
「あぁ。お前も味噌汁飲めよ。
これ美味い」
朱里は不思議そうな顔をして
味噌汁だけ俺の前で飲んでいた。
全て食べ終わり
朱里はコーヒーをいれてくれた。
俺はその間に食器を洗って片付けをした。
それからリビングで録画していた洋画を見て
寝ようと朱里が言ってきたから
そうすることにした。