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大好きだから...
第6章 ちゃんと話してくれた



「正人に触られるのが嫌なんかじゃない。
むしろ正人以外には触られたくないの。
それから正人に触っていいのも私だけだよね?
正人はみたことあるってどこで?とか
変なことばっかり考えちゃって」



何やってんだろ私...

「朱里。
他の奴には触らせるなよ。
俺のもんだからな。
それから触りたかったら触っていいよ。」


そんなにハッキリ言わないでよ。
逆に恥ずかしい。
でも正人に触れたいから
ゆっくり正人の手を握った。

「変な言い方してごめんね。
正人と触れ合いたい。」

素直にならなきゃ…
さっきまでの雰囲気で
エッチな雰囲気になってて
正直に言えば私もそういう気分に
なっちゃってた。

「朱里あんまり変な事考えるなよ。
俺は朱里だけが好きだし
お前しか居ないから。
抱いていいか?」


そこは聞かないでよ。
いいよって言うのも恥ずかしいじゃん。


「恥ずかしいよ。
でも私も正人と抱き合いたいからしよ?」

「下から見上げるな。
それやばいんだよ。抑えられなくなる。」


普通に見ただけでも見上げるようになるくらい
身長差があるから仕方ないじゃん…





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