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大好きだから...
第7章 終わらせてやる



「よかったな。
お互いの気持ちが大事だから
大切にしていけよ。
俺もはっきり言うと
結婚を前提に付き合ってる子がいるから」

『ふふふ。須藤さん可愛いですもんね』

小声で言ってきたので驚いた。
何で知ってるんだ?

『ストーカーとかじゃないですよ?
だって須藤さんが作っていたお弁当食べてたから』

「あー。悪い。
付き合ってる事い…」
『内緒なんですよね?
大丈夫です。言いませんから。』


本当に大丈夫だろうか。
バレたら朱里が大変だし
俺はバレてもいいよ。
朱里を狙う奴が少なくなるからな。


『私前に言ってしまったけど
あまり料理好きじゃないんです。
彼にも作ってあげたいから
須藤さんに教えてもらおうかな』

「は?朱里に?」

『【朱里】って言ってるんですね!』

「!!!!!!」

『結城課長可愛いー(笑)』

「お前俺で遊ぶなよ。
マジで調子狂う...」




小池に圧倒されて朱里を見張るの忘れてた。
探すと林が隣にいて楽しそうに飲んでる。
おいおい。林との距離が近すぎる。



『結城課長。朱里さんに聞いといてくださいね』

「あぁ。分かった。」


それどころじゃねぇんだよ。
どうやってあいつから離すか。
朱里も危機感がなさすぎる。



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