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大好きだから...
第8章 母の死?!


小池さんが正人に料理作って
食べないなんて小池さんのプライドが
許さないだろうし
正人も張り付かれたら食べるしかないじゃん。


「だからお前の妄想だって。
無理矢理婚約させられそうだった相手と
ちゃんと向き合ったみたいで。
そしたら向こうは院長の姪だからとか関係なく
小池自身を見てくれてたらしく
仲良くすることにしたんだって。
だからそんなに料理得意じゃないから
朱里に教えてもらって
彼氏に食べさせてあげたいらしい。」


正人じゃないの?
その彼のために?

ホントに情けない。また勝手な妄想で
1人堕ちるところだった。


「その彼のために作るの?」
「うん」

「正人のためじゃなくて」
「うん」

「その為に私に教えてって?」
「うん」

「二人は付き合ってるの?」
「うん」

「正人の事はもう諦めたの」
「うん」

「私の勝手な妄想で私は泣いたの?」
「うん」

「私...また…バカなのかな…?」
「うん」



・・・・・・・・・



「そこは「うん」じゃなーい!」

「ははは。悪かったよ。
ついいじめたくなった。
もう小池は心配しなくていい。
あいつちゃんと話してくれたし
いい顔してたから大丈夫だな。」


そっか。
小池さんちゃんと見つけられたんだ。


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