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大好きだから...
第8章 母の死?!
ちゃんとしてたらいい子じゃん
「ううん。教えてあげるほど
上手くないけど私でいいならいつでも来てね。」
『ありがとうございます!
結城課長ってなんか朱里さんには
甘えてる感じがします。
私と話す時に【朱里】って
無意識に言うから何かイメージ違いました。』
「確かに仕事の時はあんな感じだけど
普通の時は優しいよ?
仕事でも普通の時は優しいでしょ?」
『それは朱里さんの前だからそうなんですよ。
1課の中では鬼課長ってあだ名が...』
「鬼課長。ぷっ...ふふふ」
『言わないでくださいね!
私怒られちゃう...』
「分かった。正人もON/OFF
ちゃんとしてるからね。」
『確かにそうですね。
でも、結婚を前提に付き合ってるって
言われてましたよ?』
「...う、そ…
あっ、でも、それ誰にも言わないでね!
会社でバレたら女子社員からの攻撃が
ありそうで怖いのよ。」
『確かに人気ですからね。
大丈夫です。内緒にしますから。』
こんな会話をしたのに
数日後公になるなんて思ってもいなかった。
それも小池さんじゃなく
あの人の口からバラされるとは…