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マリコのマ●コ
第1章 再会
「こんにちは。お世話になります。M.O商事の佐原です。原部長さんと担当の伊井さんに新しい担当者を紹介する為に来ました。」
ビルの一階の受け付けで先輩は言った。
受け付け嬢はチラッと僕を見ると、受話器を取った。
暫くすると、
「あちらでお掛けになってお待ち下さい。」
と、ロビーのソファーを手で差した。
「ありがとう。」
先輩は爽やかな笑みを受け付け嬢に投げかけると、彼女は少し顔を赤らめ会釈した。
チッなんだよ。僕を見た時はガッカリ感ありありの表情をして…。
僕は先輩の横に座り待っていた。
「お待たせしました。」
綺麗な女性がやってきた。
「やぁ、伊井さん。今日も綺麗ですね。」
「相変わらずお上手ですね。佐原さんは。」
「こちらに…」
「担当が変わるんで挨拶に来たんですが…変わるから…あの…最後だから一緒に食事でもいかがですか?」
「ふふふ。そうね…」
彼女はチラッと僕を見た。
「うちの原部長と…そちらの方も一緒なら…」
「えっ?原部長も?あー、困ったな…」
「あら、駄目ですか?」
「伊井さんは意地悪だな。わたしが原部長が苦手だと知っているのに。」
「ふふふ。そうでしたか?」
トントントン
彼女は「応接室」と書かれたドアをノックし、ドアを開けた。
そして、佐原さんの苦手な原部長が立っていた。
ビルの一階の受け付けで先輩は言った。
受け付け嬢はチラッと僕を見ると、受話器を取った。
暫くすると、
「あちらでお掛けになってお待ち下さい。」
と、ロビーのソファーを手で差した。
「ありがとう。」
先輩は爽やかな笑みを受け付け嬢に投げかけると、彼女は少し顔を赤らめ会釈した。
チッなんだよ。僕を見た時はガッカリ感ありありの表情をして…。
僕は先輩の横に座り待っていた。
「お待たせしました。」
綺麗な女性がやってきた。
「やぁ、伊井さん。今日も綺麗ですね。」
「相変わらずお上手ですね。佐原さんは。」
「こちらに…」
「担当が変わるんで挨拶に来たんですが…変わるから…あの…最後だから一緒に食事でもいかがですか?」
「ふふふ。そうね…」
彼女はチラッと僕を見た。
「うちの原部長と…そちらの方も一緒なら…」
「えっ?原部長も?あー、困ったな…」
「あら、駄目ですか?」
「伊井さんは意地悪だな。わたしが原部長が苦手だと知っているのに。」
「ふふふ。そうでしたか?」
トントントン
彼女は「応接室」と書かれたドアをノックし、ドアを開けた。
そして、佐原さんの苦手な原部長が立っていた。