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マリコのマ●コ
第4章 マリコと加代子
「送ってくれてありがとう。あまり遅いと奥さんが心配するわ。気をつけて帰ってね。」

マリコをアパートまで送ると、そのまま彼女は部屋に入っていってしまった。

え…
寄りたかったのに…

奥さんが心配?

やっぱりそこか…
そこが引っかかって…

僕は仕方ないので、帰ることにした。

妻はもう帰ってるかな?
実家に泊まってきたらいいのに。

あ、そうだ…買ったおもちゃは、妻に見つからないように隠しておかないと…な。

僕は家に向かった。


家の近くの公園を通りかかると、男女が公園で話していた。

こんな夜中に薄暗い公園で、訳ありの仲か?


あれ?
加代子?

相手は…
佐原さん!

なんでだ?

次の瞬間、2人は抱き合ったのだ。


うわぁ!
やっぱり、できてたのか?

今日の飲み会は僕を騙す為だったのか?

まぁ、いい。
これで確実に離婚が出来る。

そしてマリコと!!


僕は、そのまま家に帰った。

いよいよ離婚の話しをしようと決心した。





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