この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロドールのしつけ方
第1章 木箱の中身は

期待以上のものが目の前にある。
ぷるんぷるんの綺麗な形のおっぱい…ぴんと膨らむ薄ピンクの乳首。
無意識に手がいってしまいそうになる。
これは人形だ…。
何かしら理由を付けて、小さく芽生える背徳感を無くす。
「や、やわらけえ…まじかよ……。」
下から少し持ち上げるように触ると、指の間から零れそうになるほどふわふわとろとろな感触。
乳首をつまむと、人間のものと変わらないくらいこりこりとしている。
既に勃ち始めている俺の息子。
これは人形…人形だぞ俺…。
人形に勃起するなんて、童貞かよ。
必死に気持ちを落ち着かせて、何かないかと身体を探ってみる。
すると、背中にじっと見ないとわからないくらいの窪みがある。
「なんだこれ。」
触れてみると急に周辺の皮膚が硬くなり、パカッとフタのように開いた。
中には小さな液晶の画面と、リモコンのようなボタン。
ON、と書いてあるボタンを押してみる。
小さくキュイィンと機械的な起動音が鳴ると、画面になにか文字が映し出された。
ー 新しいご主人様ですか?ー
はい ・ いいえ
新しいご主人様…?
まぁとりあえずはいにするしかないよな。
はいを選択すると、さらに細かい選択が現れる。
この人形の名前…うーん。
こういう時に限っていい名前が出てこない。
まゆ、でいいか。
何故か幼稚園のころの初恋を思い出し入力する。
そして次に事細かに俺の名前から好きな物から嫌いなもの、年齢、職業、好きなタイプを入力する画面に。
そして性癖等なども…。
(なんか関係あるのか…?)
全て入力し終えると、人形から微かに声が発せられた。
『んっ…ん…。』
そして目がゆっくり開く。
「あ、えっと…、」
『ご主人様。』
「こ、こんばんは…?」
『こんばんは、ご主人様。』
何話していいかわかんねえ…。
『ご主人様、私はただの人形ですので、緊張なさらなくていいのですよ。』
「あぁ…。」
『それより、私の使い方はもうご存知でしょうか?』
「使い方?いや、まだ…」
『私はセクシャロイドですので、セックスに特化しております。最大の特徴は、設定より身体や顔の作り、声を好みに合わせることが出来ます。例えば…』

