この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第8章 物本 第9第

「ん…あぁ、いや…ちょっと疲れが出ただけだ」



ていうか、俺のことなんてどうでもいい。




「そんなことより……お前こそ、連勤後の貴重な休みなんだから、家に帰ってしっかり……」


「いや……ここに来たくて来たんです」




言葉を遮られて、俺は顔を上げた。




来たくて来たっていうのは…




桜は、だから…と言葉を続けて俺のことを見つめた。




今まで見た事もない桜の表情に、俺は息を飲んだ。




ぜってぇなんかあった。



でも、まだ客がいる。



今すぐにでも聞き出したい気持ちを抑えて、俺は、「ならいいけどよ」と答えて桜の頭に手を乗せた。




大丈夫だ。


ちゃんと聞いてやる。



……やっぱ休まなくて正解だったわ。




「しめるの、手伝います」



「いや、いーよ」




そこに座っとけと言おうとしたら、桜は急いで奥まで行ってしまった。



/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ