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第8章 物本 第9第



もう何度も想像した桜の唇。



でも、本物は想像以上に柔らかくて、触れているだけなのに、胸が切なく締め付けられる。




そしてそのまま俺はゆっくりと顔を離した。





「もう分かったって……言ってんだろ」




堪らずに桜を強く抱き締めて、グッと自分の方へと引き付ける。




桜……




「聞いてらんねぇよもう……」




バレてねぇと思ってんのかもしんねぇけど、



お前が苦しんでるのなんか、表情で丸わかりなんだよっ…。





「限界だ……」









このまま過ごしてたって何も変わんねぇんだから……




和明なんかやめて






俺んとこに来い──────





「あのっ……」





ようやく言葉を発した桜。


そして、俺はゆっくりと体を離して見つめた。





「─────…」




混乱させている…───





その表情に、ハッと我に返って、今更俺はとんでもないことをしたことに気付く。




ワナワナと唇を震わせた桜は、俺の胸を押しのけて、勢いよく立ち上がった。




…違う………



なんで俺今っ………






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