この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第9章 唇 章01第


そのまま、扉の脇の地べたに、俺は倒れ込むようにして腰掛けた。



マズい…



体調がどんどん悪化している。




壁にもたれながら、ふぅ…と息をつくと、辺りが突然光った。




それに驚いて、すっかり暗くなった空を眺めていると、ゴロゴロと音が響いて、激しく雨が降り出した。



……まじかよ……。




ふと、桜が雨の日に店に来た事を思い出した。




声を上げて泣きわめいて、そして震えていた。




その姿を見て俺は……





結局俺はどっちつかずだ。




守ってやりたいのに、“親父” なんてポジションじゃ足りなくて。



幸せになってくれればいいはずなのに、



欲が出て、“俺が” 幸せにしたいと…そんなバカげた事まで考えてしまっている。




/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ