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第3章 し隠目 章1第
次の日。
ぼんやりしながら体を起こした。
変に目が覚めてしまった。
下に降りて仕込みを始めるにはまだどう考えても早い。
久々に実家にでも顔出すか…
適当に服を引っ張り出した俺は、そのまま財布とスマホだけを持って外へ出た。
天気がやけに良い。
太陽の光りが心地よくてはわぁ…と欠伸をしながら、俺は歩いて40分ほどの実家へ向かって歩いた。
歩くのは嫌いじゃない。
むしろ、学生の間はずっとバスケやらラグビーやらスポーツをやっていたから、こうやって体を動かしている方がいい。
それに、歩いていると、あちこちの植え込みのことを見る事も出来る。