この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第19章 満不のへ人恋 章22第


背もたれに寄りかかって、天井に煙を吐く。


悶々とした今の俺の気持ちのように、煙がモクモクと立ち上っていく。


こんなことなら、買い物に行っておけば良かった……


つーか、こいつホント寝過ぎじゃねぇか…?


欲求不満と苛立ちと心配が混ざって、どうにもこうにも頭の中が訳分からない状態になっている。


………やっぱ、働かせすぎてんの……か…?


結局、自責の念に駆られて頭を抱える。


まぁ……つまり、葵を雇ったのは正解だったって…こと、だ。




「買い物…いくか……」



タバコをもみ消したあと、献立を考える。


桜の好物のオムライスを作ってやろうと思った。


が、チラと、眠り続けている桜に目をやると、それだけじゃただただ桜のいいようにしてておもしろくねぇ。



…………嫌いなグリンピース、大量に買ってやる。



ささやかな仕返し。


もっとも、桜に悪気はないのだから、それが仕返しだと気付かないんだろうが、それくらいはしねぇとどうにも気持ちが収まらない気がした。


/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ