この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第19章 満不のへ人恋 章22第


ぽやぽやとしながら、状況を把握しようとしている桜を見て、思わず咥えているタバコを落としそうになった。



「……やっと起きたか」



俺の声を聞いて、桜はこっちを向きながら、目をこすっていた。




「もう帰ってきたの……?」



「何言ってんだよ、もう12時過ぎてんぞ」



俺の言葉にえっ!と声を上げた桜は、驚いた表情を見せながら、壁に掛かっている時計を見上げている。


しかも、桜はまだ眠そうにはわぁと欠伸をして、再びベッドに倒れ込んだ。


おいおい……。疲れてんだか何だかしらねぇけど、さすがにだらしなさすぎんだろっ……



「おい!」



堪えきれず、ついに声を掛けると、桜は横になったまま俺の事をジッと見つめた。


誘うような、甘えるような、そんな目付きに一瞬言葉が詰まりそうになって、騙されんなと自分に言い聞かせる。




「……い…い加減起きろ。寝過ぎだぞお前」


「…………はい」



渋々体を起こした桜は、トボトボと洗面台の方に向かって歩いている。


そして、丁度出来上がった机に並べられたオムライスを見て、微かに目を見開いていた。

/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ