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第19章 満不のへ人恋 章22第
「はあっ…て…んちょうっ…」
………そこは名前呼べよ、と、馬鹿らしい不満を抱きながら、唇を離す。
お互いに息が上がって肩が上下している。
吐息を洩らしながら桜の顔を覗き込むと、困惑しながらも完全に蕩けきっていてさらに興奮が高まるのを感じた。
「……お皿……洗っちゃわないとっ……」
息も絶え絶えでそう伝えてきた桜を強く抱き締める。
そうだな、とでも言うと思ってんのかこいつっ…
「……あとで俺がやる」
「えっ……で、でもっ…」
「うるせぇな」
そう言いながら、そのまま手を伸ばして流しっぱなしだった蛇口を締める。
「……こっちは限界なんだよ」
えっ…!と声を上げた桜にイライラが募った。
え、じゃねぇよっ……。ったく…こんなこと言わせやがって。
「……店長…っ」
そのまま少し乱暴に桜の体を引っ張って、ベッドに押し倒した。
驚きながら、俺を見上げてる桜に構わず、一気に服を脱ぐ。
「はぁ……っ…」
情けねぇ……余裕なさすぎだろ……っ
頭の片隅でそんな事を思うが、顔を紅くしている桜見ていたら、そんな事もどうでもよくなっていく。