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第19章 満不のへ人恋 章22第
「そんなっ…んぁっ……」
甘く声を上げている桜に、ゾクゾクと体が粟立つ。
普段気取り屋のくせに、こういう時だけ素直になる。
大胆で、少しでも気を抜くとペースを持っていかれる。
中途半端には抱けない女だ。まぁ最も中途半端に抱くつもりもねぇし、俺もそんな器用じゃねぇけど。
「試すような事しやがって……」
「っ……そんなことしてな──」
「──無意識だろうが関係ねぇよ」
桜の足の間に入り込んで、ショートパンツに手を掛ける。
すると、一気に桜の顔が紅らんだ。
「あんま大人をナメるなよ」
「……っ…────」
顔を蒸気させている桜はされるがまま。
というかむしろ、俺がショートパンツを脱がすのを手伝うように腰を浮かしている。
嫌がれってのっ……
このままじゃ本当にめちゃくちゃにするぞ……
脱がしたショートパンツをベッドの脇に投げ捨てた後、じっと桜を見つめていると、桜は俺の腕ギュッと掴んだ。
「なんだよ……」
「……そんなっ……」
小さな声を絞り出すようにして発した桜は何を伝えようと必死だ。
恥ずかしがってるその姿を見てると、それもたまんなくて、俺ははぁ…と息を吐いた。
「どうした」
「だ、だからっ……そんな見てばっかいないで……」
「あ……?」
「は、早く触って下さい……っ」
……………な…んでそうなんだよっ…
焦らされてたのは俺だろっ…