この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第4章 店お 章3第



「達也、ホント桜ちゃんのこと大好きね」



「…あ?」



2年前そそのかしてきた張本人である幸が、からかうようにして、俺を見る。




「心配で仕方がないって感じ?」


「……るせぇ」



ったく…



「元はと言えばお前が───」



小さな声でぼやいたつもりだったのに、幸はちゃんとその俺の声を聞き取って、あら?ととぼけた顔をしながら俺の言葉を遮った。




「そうやっていつも、私のせいみたいにいうけど…。私が2年前、桜ちゃんいいんじゃないって言ったのは、あの時すでに達也が桜ちゃんの事、気にしてる風だったからよ?」



「っ…んなこと──」



「あったわよ。私覚えてるもの」



「─────…」




そんな自覚は…ない。



てか、もう2年も前の事なんか思い出せねぇ。




「それに、私が女の子勧めたの、別に桜ちゃんが初めてじゃないでしょ」


「……まぁ…」



こいつは何かと、いつも俺の事をからかって遊んでいる。


それは、俺がこの店を始めて、最初に幸が来た時からそうだ。






/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ