この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第4章 店お 章3第



わっ…と小さく声を上げた桜がよろめく。



転ばないように。そう思ってさらに力を入れると、桜は俺の胸に手を付いた。




ったく、世話が焼ける……



またふわりと鼻を掠めたジャスミンの香りにさらに腹が立ったが、客の手前、俺は無理に満面の笑みを向けた。




「申し訳ないけど、こいつ勤務中なんで」



突然現れた俺に男は全く動じていない。



グレーのスーツに短い黒髪。



会社勤めなんだろうけど、何となく遊び慣れているような雰囲気が漂っている。


しかも年が桜と同じくらいでそれにもムカついた。





「……それは失礼」



余裕そうにそう言葉を返された俺は、その男とは逆に、突然現れた俺に驚いている桜の頭を掴んだ。




「いえいえ。勤務中に怠けてるこいつが悪いんですよ」




そう言いながら、ちょっかい出してんじゃねぇと目で威嚇すると、それに気付いたように男は笑って、目の前の酒を飲み干した。









/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ