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赤い花~情欲の檻~
第2章 MemoriesI
 もしかしたら、祥吾もまた安浦沙織と同種のタイプかもしれない、もっとも、少なくとも祥吾の方は見せかけだけだけれど。小さな丸ガラステーブルを挟んで向かいに座りながら、美華子はぼんやりと思う。
 整いすぎるほど整った顔立ちには似合わない、砕けた性格や態度。誰でも変わることのない愛想の良さや優しさは、若い女の子なら、皆、彼が自分に気があるのかと妙な期待を抱いてしまいそうになるかもしれない。
「遅かったな。メールしてからでも、かれこれ三〇分近くは経つぞ?」
「ちょっと会社を出がけにね」
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