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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
「今日はやけに無口なんだな」
 やがて運ばれてきたウイスキーを飲みながら、祥吾が言うともなしに呟く。
 店内は深い海の底を思わせる内装で、照明を極限まで落としたせいか、絨毯も壁も深いブルーで統一した様は、本当に深海の底で漂っている魚になったような気分だ。
 美華子はそれには応えず、大きく切りとられた窓から一望できる夜景を眺めていた。遠くで煌めくのは海、更にその手前でゆっくりと回転している光の風車のように見えるのは遊園地の巨大観覧車。
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