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甘党な愛
第11章 十一

「仲間……?って、何だ?」

「俺ね、見た目で分かると思うけど……今までに女の子と付き合ったことないんだ」

「ふぁっ!?」

 不思議に思いながら質問し、恐る恐る話す恵から予想外の答えが返ってくると、喉からファの音が出た。……絶対嘘だ。恵が付き合ったことないなんて。どう見ても百人は越えてるだろ!

「嘘つけ!」

「本当だって!良いなぁと思う女の子がいても、緊張して告白出来ないんだ……告白しようとしたら顔真っ赤になっちゃうし……」

 童貞か――

「あーもう……椿ちゃんに知られて恥ずかしい……」

 自分の両頬を両手で押さえながら顔を真っ赤にしてもじもじする恵を無言で見ながら、私は灰になるような気持ちだった。

 
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