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甘党な愛
第23章 二十三
「これは……!……んっ、……っ、あぁっ……」
本を手にとってタイトルを見ると、驚く。その間も八雲は粒に吸い付き、カリカリと甘噛みする。
「やめ、て……あぁっ……ん……」
何で八雲が、うちのパパの自伝本を!……偶然?
「それ葎に薦められて読んでんだ」
「葎に……?あっ……んっ……だめ……」
「椿に言ってなかったけど、……将来の為に会社経営の勉強もしてる」
会話しながら粒をちゅうちゅうと執拗に吸い上げる八雲。その行為に上体をくずしたまま身悶えていると、
「……あっ……んっ……はぁっ……」
「読んで良いぞ。お前も勉強しろ」
八雲が私の後ろに膝をつきながら、私の顔の前で本を開く。
「……何で……!わざわざ!」
パパの自伝本を読まないといけないんだ!家にあるわ!中三の時のクリスマスプレゼントだったわ!
「読めねーなら、俺が読んでやろーか?」
「本ぐらい読めるわ!……!」
八雲の意地悪な言葉に、思わず叫んだ。だが、その瞬間にジーンズとボクサーパンツを下げた八雲から膣孔へ何かを突きいれられ、ビクッと反応する。
「あ……あっ、あっ……」
それが八雲のそそり立った性器だと、優しく揺さぶられながらすぐに分かった。
「ちゃんと読めよ?」
「あっ……ん……あっ、あっ……」
しながら読めるか!そう叫びたいのに、私は喘ぐことしか出来ない。