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第3章 愛撫は彼で成り立っている！？

〔彼は彼女を強く責めない〕と書きましたが彼はヘタレなのか？

身長１７５〜１８０痩せても太ってもいない標準体重だが、
並の男性よりも肌がきめ細かく色白でまつ毛も適度にある容姿をしている為に華奢に見られがち。

過去が過去なだけに心の痛みを知っているからこそ自分から喧嘩は仕掛けていかない。

語る口調で話した過去に一度だけ殴られ気力なしに座り込むが大切な女子を守った経緯があり、
彼は初めて拳を握ったのであるが相手に当たるわけもなく。
殴られたことできれいな顔は腫れ全身に殴られたり蹴られたりの跡があり彼は、身を守る体力を養わないといけないと感じたのだろう。

「啓輔くん良かった…」
大切な女子が呟く程に。

わずかなお小遣いと受験から身を守る体力を養うのは社会人になってからのジム通いになる。
ジムだけで相手からの拳を避けながらの反撃が出来るかというと、
体力だけだと思われ彼は別の事から身を守る術を身につけている。

だがその身を守る術にはやはり体力維持だという事で〔ジムに通っているからこそ彼は何人もの拳を避ける事が出来ている〕
――彼はだからこそ向かってくる拳には身を構え彼より低い男の拳をも軽快なフットワークで交わし下からの拳をも打てるのであろう。
彼はだからこそ
『正当防衛だ！』
――と反撃するのである。
理由なくしては彼は拳をあげないヘタレではないのです！