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…愛撫からリベンジ・ドエスまで作品の独り言…
第7章 愛撫①ラストシーンの解説
『どうして結城さんなの…とうして高瀬さんじゃないの…』

『彼と喧嘩でもしましたか?仲直りするなら早めがいい――会うべきです』

喧嘩ならまだいい…
喧嘩なら高瀬さんの彼女だって思えるけど…
あたしなんて相手にされていない…

『帰って…』
『何故?』

『追いかけてほしい人が結城さんじゃないから…』
『喧嘩なら仲直りは早い方がいい――彼のいる場所まで連れていきましょうか』
車はすぐ近くに停めてあるという意味で結城が後ろを振り向いていた。

『あなたは予言者だから占った女の人にはハッピーエンドになってほしいと?』
会っても高瀬さんはあたしの気持ちなんて真剣には聞いてくれるとは思えない――…

「なかなかヤらせてくれない面倒な女」だって高瀬さんはあたしの事を友達に言っていた…――

あの日、見てるだけのあたしに陽子は告白するチャンスをくれて、その日の内にホテルに連れていかれた事は――
あたしがイカなかったからつまらない女だと?
あたしが喘がなかったからつまらない女だと?
そう高瀬さんは思っていたの?

『菜々美さん、君が笑っていないとつまらなくなります……』

結城さん?

『部屋着のままでもいいから彼の所に行くんだ…仲直りしにいきましょう』

『嫌ですっ!』

何もかも結城さんに打ち明けてしまいたくなる…
惨めな今のあたしの事を…そんなのは嫌………

そして占いなんて当たらないと結城さんを責めてしまいそうになる…

『帰って、帰って!結城さん!』
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