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…愛撫からリベンジ・ドエスまで作品の独り言…
第7章 愛撫①ラストシーンの解説
「帰って!」と不意に大きな声を出した菜々美に行き交う人々は何事かと注目した為に菜々美は再び歩き出したが結城もついてくる。

結城さん仕立てのよさそうなスーツが雨粒で濡れてるわ…
どうしてついてくるの?

予言した女の人達みんなの恋が上手くいけば結城さんの評判も上がるから?
いらないおせっかいというわけ?

『行くあてもなく歩き続けても君のマンションから離れてくばかりでしょう』

……………
あてもなく歩き続けても?
たしかにそうなんだけど…
逃げるあたしの考えを見透かされてる?

『好きな彼に会えばいいとすすめているのに君は何故憂鬱そうな顔をしている?君達は付き合っているはずですが』
『付き合っているわ…』

『だったら喧嘩くらいごめんなさいと謝ればいいはず、
君達は相手を嫌いになる程ののしりあったのか?
君らしくない…』

『喧嘩なんてしない…むしろあたしの想いか空回り…』
『空回り…自然体で難しく考えない方がいい付き合いが出来るでしょう、
彼の家まで送っていこうか』

『あたし高瀬さんの家も知らないの…』
『だったら電話して聞けば済むはずです』

電話…
高瀬さんは出てくれるかしら?
気がすすまない…

2回電話しても高瀬が出る事もなく諦めてしまう、
結城が菜々美の携帯をとり再び高瀬へコール音が鳴る。

カチャ‥

『何?』
高瀬の声が聞こえると結城は喋る事なく菜々美に携帯を差し出した。

『高瀬さ…』

微かに電話の向こうから誰かの喘ぎ声が聞こえている―――――!

『あぁ…電話に出ちゃ嫌…あたしもうひと突きでイク途中だったのに〜…』

女の人?

『わり〜…あんまり電話ひつこいからさ』

プツ‥‥‥
電話一方的に切られてしまったようだ。

高瀬さん…
女の人と?

菜々美の頬に涙が伝う―――
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